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2026年6月12日約7分

freeeとCrewbookを連携して月末の会計作業をほぼゼロにする

毎月の終わり、PCの前で小さくため息をついていないでしょうか。請求書は送った。入金も確認できた。でも、そこからが本番です。「この案件の売上、会計ソフトに記帳しなきゃ」「取引先、freeeにまだ登録してなかったな」「源泉徴収の金額、請求書と合ってたっけ」——。本業のデザインや開発の手を止めて、入金記録と会計ソフトを行ったり来たりする。多くのフリーランスにとって、ここは一番気の重い時間帯です。

この記事では、その「月末の会計作業の憂鬱」をなくすための具体的な方法を紹介します。フリーランスの業務管理SaaS「Crewbook」と会計ソフト「freee会計」をどうつなぐのか、何が自動になり、何は人間が判断すべきものとして残しているのかを整理します。

なぜ「請求」と「会計」は二度手間になるのか

フリーランスの仕事の流れをざっくり並べると、こうなります。

お問い合わせ → 提案 → 契約 → 請求 → 入金 → 会計(記帳)

問題は、この一本道の途中で「使うツールが切り替わる」ことです。提案書や契約書、請求書の発行は業務管理ツールやテンプレートで行い、入金確認はStripeや銀行で行い、最後の記帳は会計ソフトで行う。それぞれは優秀なのに、ツールの境目で必ず手作業の転記が発生するわけです。

請求した売上の金額・日付・取引先名を、会計ソフトの仕訳画面にもう一度入力する。これは情報としては完全に重複しています。同じ事実を二度入力しているだけ。にもかかわらず、月末にまとめてやると案件数だけ繰り返すことになり、しかも金額の打ち間違いや記帳漏れというミスの温床になります。

二度手間の正体は「ツールがつながっていないこと」。だとすれば、つなげば消えるはずです。

freee単体/業務ツール単体、それぞれの限界

ここで強調しておきたいのは、freeeが不十分だという話では一切ないということです。freee会計は仕訳・帳簿付け・確定申告まで会計の領域を非常に強力にカバーする、信頼できるソフトです。

ただ、会計ソフトはあくまで「会計」の専門家です。お問い合わせの受付フォーム、提案書のやりとり、契約締結、案件ごとの進捗管理——こうした入金より手前の「業務」の部分は、会計ソフト本来の役割ではありません。

逆に、業務管理ツール側だけで完結させようとすると、今度は会計の出口で詰まります。仕訳・帳簿・申告は会計ソフトの土俵であって、業務ツールが中途半端に真似ても、税理士との連携や正式な帳簿としての信頼性で会計ソフトには敵いません。

つまり両者は競合ではなく、役割分担です。必要なのは、どちらかにすべてを寄せることではなく、両者をきれいに「すみ分け」しつつ、その境目の転記だけを自動化することです。

  • Crewbook = 業務(お問い合わせ・提案・契約・請求・回収)
  • freee = 会計(仕訳・帳簿)

この線引きをはっきりさせたうえで、境界をAPIでつなぐ。それが連携の設計思想です。

連携で何が自動になるのか

Crewbookとfreeeを連携すると、具体的に次のことが自動になります。

1. 入金確定と同時に、売上の仕訳がfreeeに自動でできる Crewbookでは決済にStripeを使っています。お客様がオンラインで支払い、Stripe側で入金が確定したタイミングで、Crewbookがfreee会計に売上の仕訳を自動作成します。つまり「入金された瞬間に、もう記帳が終わっている」状態です。月末にまとめて打ち込む作業そのものが消えます。

2. 取引先がfreeeに自動で用意される 仕訳には取引先の情報が必要ですが、これも自動です。仕訳を作る際に、Crewbookがfreee側を取引先名で検索し、既にあればそれを使い、なければ新規に作成します。「会計ソフトに取引先をまだ登録してなかった」で手が止まることがなくなります。

3. 手動で同期したいときは「freeeに記帳」ボタン すべてを全自動にすると不安、というケースもあります。そこで、自動同期とは別に 「freeeに記帳」ボタンを用意しています。自分のタイミングで明示的に同期したい案件は、ボタン一つでfreeeへ送れます。自動と手動、好きなほうを選べます。

ここで正直にお伝えしておくと、Crewbookがfreeeへ送るのは売上の仕訳と取引先です。仕訳の最終確認、勘定科目の微調整、決算や申告といった会計判断は、引き続きfreee側で(そして税理士に相談しながら)行うことを前提にしています。あくまで「転記の自動化」であって「会計の自動判断」ではない、という線引きは意図的に守っています。

なお、freee連携はFreeプラン(¥0)を含む全プランで利用できます。

Crewbook × freee の具体的なフロー

実際の流れを、案件1件で追ってみます。

  1. お客様がCrewbookのお問い合わせリンクから連絡してくる
  2. 提案・契約をCrewbook上で進める(適格請求書番号のバリデーションや源泉徴収の自動計算、電子帳簿保存法への対応もここで効いてきます)
  3. 請求書を発行し、お客様がStripeでオンライン決済する
  4. Stripeで入金が確定 → Crewbookがfreeeに売上の仕訳を自動作成。取引先も自動で用意される
  5. 月末にやることは「freee側で仕訳がきれいに並んでいるのを確認する」だけ

4の手前まで、やっているのは普段どおりの業務だけです。会計のための特別な作業は発生しません。それでも月末には、記帳が積み上がっている。これが連携によって目指せる状態です。

「請求と会計が1リンクでつながる」というのは比喩ではなく、お問い合わせから会計記帳までを一本の線でつないだ、という意味です。

設定の流れ

連携の準備はシンプルです。

  1. Crewbookでfreee連携の設定画面を開く
  2. OAuth認証でfreeeアカウントと接続する(IDやパスワードをCrewbookに直接渡すのではなく、freee公式の認証画面で許可する方式です)
  3. 接続が完了したら、以後は入金確定時に自動で仕訳が作られます。手動で送りたいときは案件画面の「freeeに記帳」ボタンを使う

OAuthなので、接続の許可はfreee側で管理でき、いつでも見直せます。最初の認証を一度通すだけで、あとは普段の業務がそのまま会計につながっていきます。

まとめ

月末の会計作業の憂鬱は、多くの場合「ツールの境目で同じ情報を二度入力している」ことから生まれます。freeeは会計の、業務管理ツールは業務の、それぞれの専門家。だからこそ両者をきれいにすみ分けたうえで、境目の転記だけをAPIでつなぐ——これがCrewbookの設計方針です。

Crewbookとfreeeをつなぐと、月末は「記帳する時間」から「記帳されたものを確認する時間」に変わります。作業がゼロになるわけではありません。でも、本業の手を止めて電卓と会計画面を往復する時間は、大きく減らせます。

同じ憂鬱を抱えているフリーランスの方は、一度試してみてください。CrewbookにはFreeプラン(¥0・3案件まで) があるので、まず業務の流れそのものを体験できます。案件数を増やしたくなったり、CrewコミュニティやClaude(MCP)連携まで使いたくなったら、Proプラン(¥3,980/月) へ。あなたの月末が、少しでも静かになりますように。

→ Crewbook:crewbook.jp


※本記事はCrewbookが提供する情報です。自社サービスの紹介を含みます。

※「freee」および「freee会計」はフリー株式会社の登録商標です。本記事はfreeeとの公式な提携・監修を示すものではなく、CrewbookによるAPI連携の紹介です。

※会計処理・仕訳・税務の最終的な判断は、必ず税理士など専門家にご確認ください。本記事は一般的な情報提供であり、個別の会計・税務アドバイスではありません。

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